会 員 の 論 文

2020年
「明治社会は成功したか-ちてきしゃかいの自律性という観点から」 / 勝部眞人
    『明治という資産』瀧井一博編、ミネルバ書房、24-42

「一老農の洋行体験 -林遠里のイングランド滞在12日間とウインザー農業共進会」 / 西村 卓
    『経済学論叢』71巻4号、同志社大学、31-55

2019年

「近代日本の食文化における乳の受容と菓子」 / 橋爪伸子
    江原絢子・平田昌弘・和仁皓明編著『近代日本の乳食文化-その経緯と定着-』中央法規出版、2019、131-166 

2018年

'Water and Appropriate Technology by Rice Cultivation of Ploughing of wide and medium-long Sole' / Hisashi Horio
    ""Proceedings of CIMA XVIII, Tartu, Estonia", Association Internationale des Musees d'Agriculture, 27-31 
全文掲載

「近代における岡山名菓の成立と継承―柚餅子、調布、瓊乃柚を中心に―」 / 橋爪伸子
    岡山民俗学会『岡山民俗』239号、1-23

「農業史における生産技術史観の視座」 / 堀尾尚志
    大阪経大学会『大阪経大論集』68巻5号、9-20 
全文(オープンアクセス)

2017年

「近代京都における乳食文化の受容と菓子 ―南蛮菓子と西洋菓子」 / 橋爪伸子
    日本家政学会・食文化研究部会『食文化研究』13号、2017、1-12

「近世京都の料理屋」 / 橋爪伸子
    上田純一編『京料理の文化史』思文閣出版、2017(所収)、223-248

2016年

'Enlightenment of Understanding Agricultural Technology though Comparison on Specfic Tools and Implements' / Hisashi Horio
    "Proceedings of CIMA XVII, Marseilles", Association Internationale des Musees d'Agriculture, 35-38 
全文掲載

「近世京都における禁裏御所の玄猪餅にみる菓子の機能―霊力が宿る媒体」 / 橋爪伸子
    日本家政学会・食文化研究部会『食文化研究』12、2016、31-43

「富岡製糸工場と群馬の蚕糸業」 / 田中 修
    高崎経済大学地域科学研究所(編)『富岡製糸場と群馬の蚕糸業』2016(所収)、109-133

「蚕糸業の技術革新と世界遺産田島弥平旧宅 -蚕種製造・養蚕法の観点から」 / 田中 修
    群馬県地域文化研究協議会『群馬文化』324号、33-50

「富岡製糸工場と絹産業遺産群の軌跡」 / 田中 修
    群馬県地域文化研究協議会『群馬文化』321号、3-20
全文(転載許諾済)

「明治期京都近郊農村における一青年の『日誌』」 / 西村 卓・玉木玲子
    『経済学論叢』67巻4号、同志社大学、91-183

2015年

「上農は草を見ずして草をとる」ということわざの解釈の変遷」/ 三浦励一
    『雑草研究』60巻2号、日本雑草学会、54-57
全文(オープンアクセス)

「上農は草を見ずして草をとる」ということわざのもとになった中国古農書の記述」/ 三浦励一
    『雑草研究』60巻2号、日本雑草学会、50-53
全文(オープンアクセス)

「家畜預託慣行から見る近代日本の畜産史 -畜産の生活保障機能と家畜所有観念の変容-」/ 板垣貴志
    『農業史研究』49号、農業史学会、2-12


「近現代資料の活用論 -野の学問の実践構築に向けて」/ 板垣貴志
    『山陰民俗研究』20号、山陰民俗学会、15-26


「明治の中の「旧藩」-明治24から26年旧福山藩領「義倉事件」の分析」/ 平下義記
    『史学研究』287号、広島史学研究会、32-50
要約 

「在来製鉄業における鍛冶屋部門の長期経営分析―田部家を事例に―」/ 平下義記
    『広島経済大学経済研究論集』37号、同大学経済学会、27-41
要約 

2014年

「農業機械工業に見る「ものづくり」」 / 堀尾尚志
    『技術と文明』18巻2号、日本産業技術史学会、33-38 
全文(オープンアクセス) 

「熊本における食文化史の活用―近世の料理書、献立記録の再現を事例に」 / 橋爪伸子
    『会誌食文化研究』10号、76-80

「在来製鉄業と呉海軍工廠―田部家文書の分析を中心に―」 / 平下義記
    河西英通編著『軍港都市史研究Ⅲ・呉編』、79-113 
要約 

「島原の乱、福岡藩本陣における藩主の食に見る機能と食文化 -御台所日記を通して-」 / 橋爪伸子
    『経済史研究』17号、大阪経済大学日本経済史研究所、81-102 
要約 全文(オープンアクセス)

「植民地期朝鮮における普通学校の農業科と勧農政策 ―1910年代を中心に-」 / 圡井浩嗣
    『熊本学園大学 文学・言語学論集』21巻1号、同大学、112-72
要約 

「「実態保存」としての技術映像」 / 堀尾尚志
    『SEEDer』11号、『シーダー』編集委員会、30-35 
要約 

「老農船津伝次平農法の研究 -船津の「農法原理・その特徴と性格-」 / 田中修
    『群馬文化』314号、群馬県地域文化研究協議会、1-18

「江戸農書から日本農業の未来を考える」 / 徳永光俊
    『技術と普及』51巻6号、全国改良普及職員協議会、64-67

書評論文[板垣貴志『牛と農村の近代史』(2014、思文閣出版)] / 大島真理夫
    『日本史研究』627号、日本史研究会、41-48

書評論文[本城正徳『近世幕府農政史の研究』(2012、大阪大学出版会)] / 大島真理夫
    『ヒストリア』244号、大阪歴史学会、85-92

書評論文[内田和義『日本における近代農学の成立と伝統農法』(2012、農山漁村文化協会)] / 徳永光俊
    『農林業問題研究』193号、地域農業経済学会、51-53

2013年

「明治期における福山義倉の組織変革」 / 平下義記
    『史学研究』282号、広島史学研究会、1-17

「総論 明治維新の経済過程」、「欧米農業との邂逅 農業政策官僚のネットワーク」 / 勝部眞人他
    明治維新史学会編『明治維新の経済過程』(講座明治維新・第8巻)、有志舎、1-21、109-134

「江戸農書に見る「合わせ」の農法」 / 徳永光俊
    水本邦彦編『環境の日本史4』、吉川弘文堂、246-264

「和辻哲郎の経済学批判に関するノート」 / 大島真理夫
    『経済学雑誌』114巻3号、大阪市立大学経済学会、20-33

「近世農書はなぜ水田の冬季灌水を奨励したか」 / 有薗正一郎
    『愛大史学』22号、愛知大学文学部人文社会学科、1-34

2012年

「1930年代における日本農政の転換と家畜預託慣行」 / 板垣貴志 
    『ヒストリア』235号、大阪歴史学会、215-260

「津山藩御国元の軽焼から津山名菓初雪へ―名菓の成立に見る菓銘の意義―」 / 橋爪伸子 
    『食文化研究』8号、日本家政学会、13-24

「近世後期瀬戸内農村における村内土地取引構造の研究―備後国芦田郡金丸村を事例に―」 / 平下義記 
    『社会経済史学』78巻1号、社会経済史学会、75-97

「揚水機の運転と機能に関する定量的比較」 / 堀尾尚志
    『技術と文明』17巻2号、日本産業技術史学会、37-54  全文(オープンアクセス)

'Innovation Conciousness of a Farmer ― Proposal of new Concept ―' / Hisashi Horio
    "Proceedings of CIMA XVI, Roumania", Association Internationale des Musees d'Agriculture, 105-111

「併合前後期の朝鮮における勧農体制の移植過程―本田幸介ほか日本人農学者を中心に―」」 / 土井浩嗣
    『朝鮮学報』第223輯、朝鮮学会、1-44

「樹木を組み込んだ耕地利用-作物の時空間配置から熱帯の未来可能性を考える」 / 田中耕司
    『地球圏・生命圏の潜在力-熱帯地域社会の生存基盤』(柳澤雅之他編、2012年)、京都大学学術出版会、173-196

「生存基盤持続型発展径路を求めて:「アジア稲作圏」の経験から」 / 田中耕司
    『歴史のなかの熱帯生存圏-温帯パラダイムを超えて』(杉原薫他編、2012年)、京都大学学術出版会、185-213

「災害資料の課題と展望」 / 板垣貴志
    『日本史研究』597号、日本史研究会、92-97

「家畜預託慣行の史的考察-「家畜小作」概念の再検討-」 / 板垣貴志
    『経済史研究』15号、大阪経済大学日本経済史研究所、155-176 
全文(オープンアクセス) 

「経済史における勤勉革命論の射程」 / 大島真理夫
    『経済史研究』15号、大阪経済大学日本経済史研究所、1-34 
全文(オープンアクセス) 

「山崎隆三の学問を振り返る-山崎史学私論-」 / 大島真理夫
    『経済史研究』15号、大阪経済大学日本経済史研究所、177-196 
全文(オープンアクセス) 

「鉄道踏切番と強盗」 / 西村 卓
    『経済学論叢』63巻4号、同志社大学、1-19

「町内記録に見る近代京都町自治の変遷」 / 西村 卓・奥田以在
    『経済学論叢』63巻4号、同志社大学、21-75

「近世における早稲作の目的と早稲の作付割合」 / 有薗正一郎
    『愛大史学』21号、愛知大学文学部人文社会学科、141-54

「普通学校農業教科書にみる明治農法」」 / 土井浩嗣
    李東哲・権宇主編『日本語言文化研究 第二輯(下)』、延辺大学出版社、552-560

「本田幸助関係文献目録」 / 土井浩嗣
    『海外事情研究』40巻1号、熊本学園大学付属海外事情研究所、167-177

2011年

「経済更生運動・戦時体制下の産業組合と行政および農村社会―山口県を事例に―」 / 勝部眞人
    『農業史研究』45号、農業史学会、3-14

「日露戦争を契機とする牛価高騰と食肉供給の多様化」 / 野間万里子
    『農林業問題研究』182号、地域農林経済学会、60-65

「中国農業史研究の回顧と展望 -中国古農書と伝統農具研究を中心として」 / 渡部 武
    『日本秦漢史研究』11号、日本秦漢史学会、125-165

「震災資料の可能性-人と防災未来センターと歴史資料ネットワークでの活動報告-」 / 板垣貴志
    『歴史科学』204号、大阪歴史科学協議会、26-35

「吉野町宮滝 今西家文書の紹介と分析 ―吉野林業史研究の前進のために」 / 谷 彌兵衛
    『奈良歴史研究』75号、奈良歴史研究会、1-25

「1910年代の朝鮮におけ簡易農業学校」 / 圡井浩嗣
    『海外事情研究』38巻2号、熊本学園大学海外事情研究所、9-26

「土佐の和紙」 / 村上弥生
    『土佐の歴史と文化』所収、早稲田大学日本地域文化研究所、277-293

「『盗難』と村の救済 -明治九年に発生した「玄米窃盗未遂事件」」 / 西村 卓
    『経済学論叢』63巻3号、同志社大学、1-18

「近代尾張国庶民の日常食」 / 有薗正一郎
    『愛知大学綜合研究所紀要』56輯、愛知大学綜合郷土研究所、1-15

「1910年代の朝鮮における簡易農業学校―朝鮮の実業補習学校の前史として―」 / 土井浩嗣
    『海外事情研究』38巻2号、熊本学園大学付属海外事情研究所、9-26

2010年    

「滋賀県における牛肥育の形成過程―戦前期,役肉兼用時代の肥育論理―」 / 野間万里子
    『農林業問題研究』178号、地域農林経済学会、23-32

「近世後期小農の二男三男をめぐる家督継承戦略と他国稼ぎ」 / 加納亜由子
    『信濃』62巻2号、信濃史学会、37-53

「中国山地における役牛の売買流通過程 -牛馬商の専門分化と階層構造に関する分析」 / 板垣貴志
    『地方史研究』348号(第60巻 第6号)、地方史研究協議会、37-53

「中国山地における蔓牛造成の社会経済的要因-《役牛の育成システム》の分析-」 / 板垣貴志
    『日本史研究』569号、日本史研究会、25-44

「災害時における歴史資料保全活動とその方法-歴史資料ネットワークの取り組み現場から-」 / 板垣貴志・吉原大志
    『専門図書館』241号、専門図書館協議会、21-28

「東アジア農業を比較史的にどう見るのか(2) -日本農学原論のための予備的考察」 / 徳永光俊
    『大阪経大論集』61巻2号、大阪経済大学、259-272 
全文(オープンアクセス) 

「東アジア農業を比較史的にどう見るのか -日本農学原論のための予備的考察」 / 徳永光俊
    『大阪経大論集』61巻1号、大阪経済大学、119-126 
全文(オープンアクセス) 

「美作国『江見農書』の耕作技術の性格」 / 有薗正一郎
    『愛大史学』19号、愛知大学文学部人文社会学科、1-18

「広島史学研究会大会シンポジウム 近代東アジア社会における外来と在来をめぐって 総括」 / 勝部眞人
    『史学研究』268号、広島史学研究会、71-76

2009年

'Stripping Process for Removing Grains; History and Consequence' / Hisashi HORIO
    "Engineering in Agriculture, Environment and Food"Vol.2, No.4, Asian Agricultural and Biological Engineering
     Association, 120-123
電子版 

「近世地域社会論の成果と課題―「幕藩制支配の地域類型」論の提起―」 / 大島真理夫
    『日本史研究』564号、日本史研究会、3-19

「牛生産地域における家畜所有の歴史的展開」 / 板垣貴志
    『日本史研究』545号、日本史研究会、29-55

「近代三河国庶民の日常食」 / 有薗正一郎
    『愛知大学綜合研究所紀要』54輯、愛知大学綜合郷土研究所、1-15,


「近世長崎の年中行事記録にみる菓子の実態―かすてら、桃饅頭を中心として―」 / 橋爪伸子
    『和菓子』16号、虎屋文庫、71-88
2008年   

「明治中期における和紙へのサイジング技術導入-産業史的意味の考察ー」 / 村上弥生 
    『林業経済研究』54巻1号、林業経済学会、70-78

「稲作における県農政と中井太一郎 -郡立農学校の創立と林遠里招聘を中心に-」 / 大島佐知子
    『鳥取県立公文書館研究紀要』4号、鳥取県立公文書館、27-56

「中井太一郎の技術普及(1) -太一車と正条植-」 / 大島佐知子
    『鳥取地域史研究』10号、鳥取地域史研究会、31-58

[書評論文]「近世畿内地域社会論の比較と総合」 / 大島真理夫
    『経済史研究』11号、大阪経済大学日本経済史研究所、194-211 
全文(オープンアクセス) 

「近世後期農村における改名慣行と結婚と「家」」 / 加納亜由子
    『史学研究』261号、広島史学研究会、40-58

2007年    

「1910年代の朝鮮における公立農業学校―植民地期朝鮮の勧農体制と関連して―」/ 土井浩嗣 
    『東北亜文化研究』13集、韓国・東北亜細亜文化学会、577-597

「内国勧業博覧会と名菓の成立ー熊本の朝鮮飴に見る変容と展開」/ 橋爪伸子 
    『食文化研究』3号、日本家政学会、1-12

「朝鮮農会の組織と事業―系統農会体制成立から戦時体制期を中心に―」/ 土井浩嗣 
     『神戸大学史学年報』22、神戸大学史学会、40-67

「老農中井太一郎と地租改正運動 -鳥取県久米八橋郡改租不服運動を事例として-」 / 大島佐知子
    『鳥取地域史研究』9号、鳥取地域史研究会、41-64

2006年    

「近代日本における肉食受容過程の分析―辻売,牛鍋と西洋料理―」/ 野間万里子 
    『農業史研究』40号、日本農業史学会、77-88

「埋もれた朝鮮菓子―「くわすり」を事例として―」/ 橋爪伸子 
    『風俗史学』33号、日本風俗史学会、2-24

「長野県における勧農社実業教師真鍋猪之吉の活動」 / 西村 卓
    『経済学論叢』57巻7号、同志社大学、1-47
 

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