1977年 ※三橋先生宅から京大農経5階会議室にて
1 ( 6/19) 倉地克直「農事遺書--鹿野小四郎をめぐって」
2 ( 7/18) 徳永光俊「書評:飯沼二郎・堀尾尚志『農具』」
3 ( 9/ 3) 田中耕司「小西篤好『農業余話』(1)」
4 (10/15) 田中耕司「小西篤好『農業余話』(2)」
5 (11/ 5) 三好正喜「砂川野水『農術鑑正記』」
6 (12/10) 岡 光夫「大蔵永常『綿圃要務』」
1978年
7 ( 2/ 4) 内田和義「大蔵永常『農具便利論』」
8 ( 5/13) 三橋時雄「大蔵永常『除蝗録』」
9 ( 6/10) 飯沼二郎「大蔵永常の思想について」
10 ( 7/20) 岡 光夫「木下清左衛門『家業傳』」
11 ( 9/30) 徳永光俊「近世大和の農業技術―山本家農書の分析―」
12 (11/12) 山田龍雄「櫨蝋関係の二農書をめぐって」
13 (12/ 2) 三好正喜「近世後期畿内先進地の水稲生産力と地主富農層の経営動向」
1979年
14 ( 1/20) 堀尾尚志「近世農書の中の農具」
15 ( 2/ 3) 飯沼二郎「朝鮮総督府の農業技術政策」
16 ( 3/17) 今井敏行「明治期農村計画の事例とその技術的意義について―富山県大家庄―」
17 ( 4/12) 徳永光俊「書評:三橋時雄『日本農業経営史の研究』
18 ( 5/12) 田中耕司「ビルマにおける乾季稲作の諸相」
19 ( 6/ 9) 内田和義「近世中後期北関東における一農民の思想―杉山家家訓の分析―」
20 ( 7/27) 中田謹介「『農稼業事』と大蔵永常」
21 ( 9/ 8) 「中国南部農業視察報告会」
22 (10/ 6) 岡 光夫「『百姓伝記』について―著者像と現代的意義―」
23 (11/10) 植村泰夫「ジャワにおける共同占有をめぐって」
24 (12/14) 徳永光俊「『親民鑑月集』と近世南伊予の農業」
1980年
25 ( 2/ 2) 岡 光夫「開拓地における地主の家制度」
26 ( 3/ 5) 内田和義「近世後期北関東における農民の思想―『農家倢徑抄』の分析―」
27 ( 4/26) 石田 浩「1930年代華北綿作地帯における農民層分解―冀東農村の富農経営―」
28 ( 5/24) 堀尾尚志「『耕稼春秋』―成立及びそこに見る技術的諸相」
29 ( 6/28) 三橋時雄「近世農業経営規模論の一齣―船橋亘の農一戸論を中心に―」
30 ( 7/22) 堀尾尚志「千歯扱の成立―機能より見たる考察―」
田中耕司「近世農書に見られる作付順序の地域性」
31 ( 9/20) 徳永光俊「幕末大和における農民の生産と生活―上武日記の分析―」
32 (10/18) 荒木幹雄「近世の養蚕技術―『蚕飼絹篩大成』をとおしてみた―」
33 (12/ 6) 飯沼二郎「近世農書の成立―イギリス農書との比較において―」
1981年
34 ( 1/24) 岡 光夫「幕藩制崩壊期の農業―高松藩における糖業―」
35 ( 4/25) 高谷好一「水田の景観学的分類試案」
36 ( 6/ 6) 米田賢次郎「中国古代の麦作について」
37 ( 7/11) 飯沼二郎「福岡農法の成立について」
38 (11/28) 斉藤政夫「近江牛文化について」
39 (12/12) 内田和義「近世畿内における在郷町人の思想」
1982年
40 ( 1/23) 荒木幹雄「戦前近郊農業の発達―京都府南部地域における―」
41 ( 3/ 6) 飯沼二郎「エジプト・イスラエル・トルコの農業事情」
42 ( 3/31) 岡 光夫「乾田牛馬耕の展開について」
43 ( 6/ 5) 飯沼二郎「明治初期の農具図誌」
44 ( 6/19) 徳永光俊「幕末畿内の作付方式―近世畿内農業生産力と経営規模―」
45 ( 7/16) 三好正喜「18世紀後半のザクセン領オーベル・ラウジツ地方におけるグーツ経営」
46 ( 9/18) 松永靖夫「越後頸城質地騒動について」
47 (10/23) 三好正喜「大阪工業の展開と淀川の治水及び水利」
48 (11/27) 金子治平「戦間期大阪における労働市場と農民分解」
49 (12/24) 荒木幹雄「淀川水系農業水利の発達と農業経営」
1983年
50 ( 3/ 5) 飯沼二郎「世界資本主義と農業革命」
51 ( 4/16) 江藤彰彦「近世土地支配慣行の一考察―福岡藩領の事例―」
52 ( 5/ 7) 伊藤康宏「加賀藩体制下における奥能登内浦のブリ台網の経営形態の変遷」
53 ( 6/11) 岡 光夫「会津農書の背景と農業技術」
54 ( 7/30) 宮本 誠「奈良盆地における田畑輪換と経営規模」
徳永光俊「奈良盆地中央部における農業生産の展闘」
55 ( 9/ 3) 勝部眞人「明治中期の広鳥県における老農について」
56 (10/22) 桂 真幸「明治前期の勧農政策と農談会」
57 (11/26) 山下 恭「赤穂前川浜塩田の開発資本について―赤穂塩問屋と龍野醤油造元―」
58 (12/24) 西村 卓「勧農社農法の普及」
1984年
59 ( 2/18) 田中耕司「島嶼部東南アジアの土地利用を考える」
60 ( 3/ 3) 伊藤康宏「琵琶湖漁業の展開過程」
61 ( 4/ 7) 河合明宣「ベンガル・ザミンダーリ制の衰退過程」
62 ( 5/15) 有薗正一郎「19世紀中頃の薩摩藩領における耕地利用方式の地域的性格」
63 ( 6/ 2) 足立芳宏「19世紀末ドイツにおける農業労使関係について」
64 ( 7/ 7) 徳永光俊「奈良盆地中央部における近代農業への転換(1)」
65 (10/ 7) 徳永光俊「同上(2)」
66 (11/24) 飯沼二郎「駒場農学校とサイセスター農科大学」
67 (12/22) 岡 光夫「近世農業技術の画期」
1985年 ※この頃より同志社大学光塩館にて
68 ( 1/12) 荒木幹雄「地租改正について」
69 ( 2/ 2) 林 正次郎「近世封建制崩壊過程の一例」
70 ( 3/ 2) 三好正喜「独占資本確立期の近畿農業についての再検討」
71 ( 4/13) 足立泰紀「昭和前期道東地域『仕込み』取引下における漁業生産力の展開と
動力漁船の位置付け」
72 ( 5/11) 勝部眞人「鳥取県西伯郡弓浜部における地主制の特質」
73 ( 6/ 1) 坂根嘉弘「大正期及び昭和戦前期における農政論の系譜」
74 ( 7/ 6) 内田和義「『近代化』と大和の老農」
75 ( 9/ 7) 堀尾尚志「日本農具史における明治前期」
76 (10.19) <第1回研究大会> 同志社大学
岡 光夫「農業技術の指導・普及層」
徳永光俊「奈良盆地中央部における近代農法の確立(1)」
西村 卓「明治10年代における地方勧業機構の形成と展開」
77 (11/ 2) 飯沼二郎「産業革命と農業革命の一般理論」 市場史研究会と合同開催
78 (12/21) 田中耕司「東南アジア島嶼部の開拓空間」
1986年
79 ( 1/18) 綱島不二夫「東北農業から見た奈良田畑輪換農業の現状と課題」
80 ( 2/ 8) 三好正喜「書評:飯沼二郎著『農業革命の研究』」
81 ( 3/24) 勝部眞人「書評:荒木幹雄著『農業史』」
82 ( 4/26) 西村 卓「明治20年における一老農の農事巡回」
83 ( 5/24) 飯沼二郎「書評:有薗正一郎『近世農書の地理学的研究』」
84 ( 6/28) 岡 光夫「明治老農の近世農法への対応」
85 ( 7/12) 内田和義「実業教師と林遠理=勧農―派遣教師の手紙を素材に―」
86 ( 9/13) 徳永光俊「奈良盆地中央部における近代農業の確立(2〕」
87 (10/11) 田村安興「土佐藩農書にみる水田技術」
88 (11/ 8) 堀尾尚志「農具の機械学」
89 (12/20) 江藤彰彦「福岡藩における記録仕法の改革」
1987年 ※京大東南アジア研究所や神戸大学農学部でも
90 ( 1/10) 田中耕司「マレー型稲作の西遷」
91 ( 2/14) 伴野泰弘「明治10~20年代の愛知県における勧業諸会と勧農政策の展開」
92 ( 3/31) <第2回研究大会> 福岡・九州産業大学
江藤彰彦「近世中後期の土地関係法令」
飯沼二郎「農法と民俗学の間」
93 ( 4/11) 伊藤康宏「近世における大坂の漁業と漁場利用―打瀬網をめぐる漁場争論―」
94 ( 5/ 9) 河合明宣「ベンガル低地開拓史(試み)」
95 ( 6/ 3) 重久正次「乍恐手前渡世ニ付謹而奉申上候」
96 ( 7/11) 清水隆久「自著『近世北陸農業史』をめぐって」
97 ( 9/12) 有薗正一郎「『農稼録』にみる木曽三川河口部の水田耕作法」
98 (10/24) 田中耕司「稲作発展の論理―東南アジアと東アジア―」
99 (11/14) 堀尾尚志「農業博物館を考える」飯沼先生・堀尾さんらが国際農業博物館会議に参加
100 (12/19) 荒木幹雄「『老農』研究についての若干の所感」
<100回記念を祝う会> 荒神口・酔にて
1988年
101 ( 1/30) 足立芳宏「19世紀後半北西ドイツにおける脱穀労働者問題から」
102 ( 3/ 5) 岡 光夫「自著『日本農業技術史』をめぐって」
103 ( 3/12) 岡光夫・江藤彰彦・大島真理夫「書評:水本邦彦著『近世の村社会と国家』」
104 ( 4/ 9) 西村 卓「地方名望家と勧農社実業教師の招聘」
105 ( 6/11) 大島真理夫「農業社会の諸段階―一つの試論―」
<三橋時雄先生喜寿と飯沼二郎先生古稀を祝う会> 青蓮院前・東山荘にて
106 ( 7/ 9) 金田章裕「条里プランと土地利用―讃岐国の事例を中心に―」
107 ( 9/10) <第3回研究大会> 同志社大学
佐藤常雄「日本のムラ論―農民史料とムラ分析の視角―」
108 (10/ 8) 荒木幹雄「中国近郊農村の前進―1988年中国旅行印象記―」
109 (11/12) 伊藤康宏「近世的漁業秩序の成立―瀬戸内海域の水主浦制をとおして―」
110 (12/10) 勝部眞人「明治農政と寄生地主制」
1989年
111 ( 1/14) 堀尾尚志 「タイの稲作―やや文化複合論的に―」
112 ( 2/18) 内田和義 「林遠里の農業技術の展開―演説筆記の分析―」
113 ( 4/ 8) 伴野泰弘 「明治10年代の愛知県における『農事改良運動』の展開」
114 ( 6/10) 飯沼二郎 「李朝農業技術史」
115 ( 7/ 8) 伊藤康宏 「近世村の成立と地録網録制」
116 ( 9/ 9) 伴野泰弘 「東三河の老農・丸山方作について」
117 (10/14) 徳永光俊 「農業技術の社会文化史―大和農法の構造と展開―」
118 (12/ 9) 岡 光夫 「日本における農事習俗について」
1990年
119 ( 1/13) 泉 英二「歴史発展の理解に関する一試論」
122 ( 2/24) 寺田孝重「奈良県茶業の発展」
121 ( 3/10) 伴野泰弘「塩水選と老農」
122 ( 4/14) 大島 董「土地改良区の管理」 有田博之「再区画整理を考慮した圃場整備法」
123 ( 6/ 9) 三橋時雄「農史学の生成と課題」
124 ( 7/14) 有薗正一郎「豊川流域におけるヒガンバナの自生地と集落の成立期」
125 ( 9/ 7) 「書評:岡・飯沼・堀尾共編『稲作の技術と理論』」
126 (10/13) 重久正次「カリフォルニアシンドローム―農業見聞記―」
127 (11/10) 徳永光俊「日本農業技術史序説―大和農法の構造と展開―」
128 (12/ 8) 岡 光夫「薬用人参の国産化と施薬」
<岡光夫先生の古稀を祝う会> 青蓮院前・東山荘にて
1991年
129 ( 1/19) 安藤和雄「ベンガルデルタの農業と社会―バングラデシュの村落研究から―」
130 ( 2/16) 飯沼二郎「『福岡勧農雑誌』について」 西村 卓「林遠里改良法の完成」
131 ( 3/ 9) 徳永光俊「大和農法の伝統と変容―戦前から戦後にかけて―」
132 ( 4/13) 西村・伴野・勝部・德永・飯沼「農法をめぐる諸問題―近世から近代へ―」
133 ( 6/ 8) 五十鈴川寛「庄内における福岡農法―地主層における受容と拒絶―」
134 ( 7/13) 江藤彰彦「書評:大島真理夫著『近世農民支配と家族・共同体』」
135 ( 9/14) 堀尾尚志「田植機の普及過程にみる技術の特性と農家のメンタリティー」
136 (10/12) 寺田孝重「プラント・プロテクション(植物保護)から見た戦後の農薬の歴史」
137 (11/ 9) 重久正次「施設園芸・水稲機械植・有機栽培における肥料の諸問題」
138 (12/14) 森下一男「戦後の農地基盤と水利からみた農地保全について」
1992年
139 ( 1/18) 川勝平太「綿作の伝播と文明」
140 ( 2/22) 田中耕司「中国南部の二つの農業」
141 ( 3/14) 西川麦子「バングラデシュの物乞いたち―農村の相互扶助システム―」
142 ( 4/11) 堀尾尚志「経験的認識と数理的認識―タイの農村と鍛冶屋村の調査より―」
143 ( 6/13) 安藤和雄「稲と雑穀が支えたデルタ農業―ベンガルデルタ氾濫原をめぐって―」
144 ( 7/18) 中村尚司「アジア農業の永続可能な発展と地縁技術」
145 ( 9/12) 吉田 元「日本の酒、台湾の酒」
146 (10/17) 旗手 勲「水利開発の歴史的性格」 名古屋・愛知大学
147 (11/14) 岡 光夫「近代農法の展開―乾田化と役畜の調達法―」
1993年
149 ( 1/ 9) 朴 虎錫「Origin and Evolution of the Oriental and Occidental Plow」
150 ( 2/20) 寺沢 薫「考古学からみた大和の古代・中世開発」
151 ( 3/13) 河合明宣「1930年代のジュートをめぐる日印関係」
152 ( 4/10) 有薗正一郎「近世末の日本の土地利用図の作成と概観」
153 ( 6/12) 鶴見良行「自著『ナマコの眼』をめぐって」
154 ( 7/10) 川口宏海「中・近世都市の便所遺構の諸様相―関西を中心として―」
155 ( 9/11) 木下 忠「日本における犂の変遷と地域性」 豊橋・愛知大学
156 (10/ 9) 徳永光俊「近世農書にみる農法の改良・普及・受容」 種智院大学
157 (11/13) <日韓比較農業史に向けて> 福岡
宮島昭二郎「九州の農具史」
東 潮「古代技術史の考古学的日韓比較」
朴 虎錫「韓国における犂の歴史」
158 (12/11) 粕渕宏昭「近江の民俗文化―大西伍一さんから教わったこと―」
1994年
159 ( 1/ 8) 高橋英一 「19世紀ヨーロッパの肥料革命とその影響」
160 ( 2/19) 河島一仁 「近世鍛冶論―紀州鍛冶の展開を中心として―」
161 ( 3/12) 堀尾尚志 「新技術の受容と意識の構造」
162 (4/ 9) 脇村孝平 「土地改革論序説―インドにおける土地改革と社会変動―」
163 ( 6/11) 高 光敏 「済州島の耕起具―鋤と踏鋤―」
164 ( 7/ 9) 田崎哲郎 「三河山間部の牛痘法の普及―北設楽郡山崎譲平―」 豊橋・愛知大学
165 (8/31-9/1) <特別例会> 韓国農村旅行
166 (10 /8) 徳永光俊 「飯沼農業革命論の展開」
<飯沼二郎先生の喜寿を祝う会> 青蓮院前・東山荘にて
167 (11/12) 森下一男 「ため池地域の水利統合から考えたこと」 種智院大学
168 (12/10) 西村 卓 「農業技術の導入・受け容れ・継承―長野の場合―」
1995年
169 ( 1/ 7) 渡部 武「日本における四季耕作図の源流」
170 ( 2/18) 田中耕司「東南アジアのフロンティア論―森林と農地の『境界』をめぐって―」
171 ( 3/11) 河野元子「近世後期筑前におけるムラと神社」
172 ( 4/ 8) 有薗正一郎「近世後半における百姓の米の消費量とその地域性」
<梶谷さんの古稀を祝う会> 衣笠・立命館大にて
173 ( 6/10) 吉田 元「江戸時代京都の近郊農業」
174 ( 7/ 8) 徳永光俊「学藝・文藝・農藝としての近世農書」 種智院大
175 ( 9/ 9) 伊東利勝「ミャンマー植民地時代の農業技術の変遷」 豊橋・愛知大学
176 (10/14) J・コリンズ「イギリスにおける農業史研究の動向」 <歓迎会>東山荘
177 (11/11) 益田吉博「もうかる農業をめざして」
178 (12/ 9) 秀村選三「幕末期西南辺境における郷士の農業と社会関係」
1996年
179 ( 1/27) 高谷好一「自著『「世界単位」から世界を見る』」
180 ( 2/17) 田中耕司「島嶼部東南アジアの農業様式―文化生態史的アプローチ―」
181 ( 3/ 9) 安藤・矢嶋「バングラデシュにおける技術普及と村落・行政」
182 ( 4/13) 島上宗子「ジャワの村よりのフィールドレター―行政・村・相互扶助―」
183 ( 6/ 8) 郭 鍾喆「考古学からみた東アジアの在来犂」
184 ( 7/13) 濱島敦俊「華中南のデルタ開発史の諸問題」
185 ( 9/14) 大島真理夫「近世後期農村社会のモラルエコノミーについて」
186 (10/12) 白川部達夫「百姓的世界論の地平―所有と共同性をめぐって―」
187 (11/ 9) 谷弥兵衛「吉野林業と借地林業制」
188 (12/14) 勝部眞人「明治・大正期農業技術の革新と農民」
1997年
189 ( 1/11) 西村 卓 「老農時代の技術と思想」
190 ( 2/15) 佐藤正志 「戦間期における農村の組織化―協調組合と出荷組合―」
191 ( 3/ 8) 野田公夫 「農地改革の歴史的意義―その比較史的考察―」
192 ( 4/12) 西尾敏彦 「バイオテクノロジーと農業史研究―田中芳男と農業研究の系譜―」
<200回記念を祝う会> 下鴨・蕪庵にて
193 ( 6/14) 飯沼二郎 「基本法農政―農民蔑視の果てに―」
194 ( 7/12) 徳永光俊 「大和農法の変容と再建―現代日本農法史に向けて―」
195 ( 9/13) 増田佳昭 「滋賀県における水田農業の最近の動向」
196 (10/11) 坂本勝敏 「花卉農業後継者が語る農業の現状と夢」
197 (11/ 8) 小林直人 「山村に生きる」
198 (12/13) 安堂和夫 「普及員からみた農業現場」
1998年
199 ( 1/10) 中島紀一 「農業を目ざす若者たち」
200 ( 2/14) 江藤彰彦 「文献史学徒がみたスラウェシの開発風景」
201 ( 3/14) 飯沼二郎 「朝鮮農業史における2、3の問題―高橋昇著作の刊行に寄せて―」
202 ( 4/11) 大島真理夫 「士農工商論ノート」
203 ( 6/13) 堀尾尚志 「技術論としての農業機械論」
204 ( 7/11) 室田 武 「物質循環の上方モデル―江戸モデルとの比較検討―」
205 ( 9/12) 徳永光俊 「コスモスとしての近世農書―作りまわしから天のまわしへ―」
206 (10/ 3) 川勝平太 「文明の海洋史観―日本史像をめぐって―」
207 (11/14) 李 鎬澈 「農書『山林経済』とその増補版の農学思想」
徳永光俊「日本における朝鮮農書研究の現状―東アジア農書論に向けて―」
208 (12/12) 渡部 武「落ち穂を拾いつづけた人―実践者・研究者としての宮本常一―」
1999年 ※研究会の方向が定まらず、数年間しばしば休会
209 ( 1/ 9) 矢嶋吉司 「バングラデシュの農村開発―地方行政と村落のリンクモデルー」
210 ( 2/13) 栗原秀二 「電力の自由化について」
211 ( 3/13) 上田真知子「バングラデシュ農村女性の意識と行動について」
212 ( 4/10) 葉山アツコ「フィリピン・ルソン島の住民による資源の利用・管理と地域社会」
213 ( 6/12) 粟野晴子 「アフリカ・ジンバブエの貯蓄クラブ」
214 ( 7/10) 渡邉勝之 「医療からみた直耕と天然治癒力―日本的いのち学の創造―」
215 (11/13) 吉田 元 「奄美諸島の農業と食―ミキと黒糖焼酎の島―」
216 (12/11) 江藤彰彦 「骨粉肥料の利用と流通―薩摩藩領を中心にして―」
2000年
217 ( 1/ 8) 堀尾尚志「古代ローマ・ガリアの千歯扱―脱穀操作『扱く』の比較―」
218 ( 3/11) 中島紀一「世紀的転形期における農法の解体・独占・再生」
219 ( 4/ 8) 田中耕司「農学研究の方向を探る:栽培学研究と『場』の研究」
220 ( 6/17) 加古敏之「中国における食料政策の展開過程」 神戸大学農学部
221 ( 7/ 8) 原洋之介「農学史の中の農業経済学」
222 ( 9/14) 高橋英一「John Bennet LawesとRothamsted試験場」
223 (10/14) 高 光敏「朝鮮半島の風土と歴史―竹籠をめぐって―」
224 (12/ 1) 祖田 修「自著『農学原論』をめぐって」 農耕の技術研究会と共催・京大会館
2001年
225 ( 4/14) 中村英司「有機農業という宿題」
226 ( 7/14) 河野元子「マレー半島におけるイカン・ビリスの利用と流通」
227 ( 9/ 8) 重久正次「日本の百姓・インドネシアの百姓―現場からみる―」
228 (10/ 6) 原洋之介「開発経済学からみた日本経済史の個性」 大阪経済大学
229 (11/10) 大島真理夫「近代播州の農業と農村―姫路市域を中心として―」
230 (12/ 8) 堀尾尚志「揚水装置の定量的比較―竜骨車をめぐって―」
2002年 ※この頃より会場はあちらこちら漂流? 231 (
1/12) 西村 卓「『盗難届』にみる下肥を中心とした村の社会史」
232 ( 3/ 9) 渡部 武「元・王禎撰『農書』の版本とその農具挿絵について」
233 ( 4/13) 徳永光俊「江戸・明治農書にみる天の道・地の利・人の事」
234 (5/30-6/1) <東アジア農業史シンポ> 大阪経済大学 日・中・韓の研究者参加
報告者:栗原浩・田中耕司・渡部武・宮嶋博史・佐藤常雄・徳永光俊他
235 ( 7/13) 安原美帆「昭和戦前戦中期の奨励食料と兵食献立」 京大東南ア研
236 (10/12) 勝部眞人「明治農政と技術革新」 種智院大学
237 (11/ 9) 田中耕司「地域の『履歴』と有用植物資源をめぐるポリティカル・エコロジー」
238 (12/14) 大島佐知子「地域からとらえる明治農法の担い手―中井太一郎の足跡―」
2003年
239 ( 1/11) 筒泉 堯「古代・中古農業の数量的把握の試み―鉄・鉄製農具を中心に」神戸大
240 ( 3/ 8) 伏見元嘉「軍記解釈からみた農書『清良記』」 大阪経済大学
241 ( 4/12) 谷弥兵衛「近世初期の吉野林業」 大阪市立大学
242 ( 6/ 7) 大島真理夫「希少生産要素による経済史の段階区分―サプライ・サイドから―」
243 ( 7/12) 有薗正一郎「南日本3地域におけるサツマイモ食の普及と人口増加との関わり」
244 ( 9/13) 土井浩嗣「朝鮮農会の組織と事業―系統農会体制成立から戦時体制期」
245 (11/ 8) 安藤和雄「ベンガル型犂とビルマ型犂の分布と近年の変遷」 京大東南ア研
2004年
246 ( 4/10) 伊庭治彦「村の中の機会主義と非効率」
247 ( 6/12) 今井敬潤「柿渋の生産と利用の歴史」
248 ( 7/10) 江藤彰彦「17世紀・西日本における牛疫流行とその影響」
249 ( 9/11) 成田雅文「地方改良運動期における郡長排斥運動の展開とその論理」
250 (10/9) 矢嶋吉司「バングラデシュのプロジェクトを終えて―村人達と進めた農村開発」
251 (11/13) 速水 融「経済史と人口」 大経大日本経済史研究所の講演会
252 (12/11) 網澤満昭「農本主義新章」
2005年
253 ( 1/29) 田中耕司「ミャンマー・シャン州北部における夏作稲の展開」
254 ( 3/12) 岩崎正弥「農本主義と地域論」 大阪経済大学
255 ( 4/ 9) 島上宗子「“いりあい・よりあい・まなびあい”と地元学」
256 ( 6/11) 藤原辰史「ナチス農本主義の諸特徴」 大阪経済大学
257 ( 7 /9) 安藤和雄「在地の自覚―村落社会と農耕技術の当事者的理解を求めて―」
258 ( 9/10) 筒泉 堯「延喜式における鉄と鉄製品について」
259 (10/ 8) 伊藤淳史「『満州』移民・戦後開拓・戦後移民―農業移民の戦後―」
260 (11/12) 黒田日出男「16世紀の大転換について」 日本経済史研究所の講演会
261 (12/10) 大島真理夫「書評:秀村選三著『幕末薩摩藩の農業と社会』」経済史研究会と共催
2006年
262 ( 1/14) 原 宗子「中国『農本』主義成立の背景と環境」
263 ( 3/18) 有薗正一郎「自著『近世東海地域の農耕技術』をめぐって」
264 ( 4/ 8) 徳永光俊「江戸農書にみる自然・技術・労働―日本農学の源流―」
265 ( 6/ 9) 伏見元嘉「『清良記』第七巻農書解題補の試み―自然農法での田・耕・肥―」
266 ( 7/ 8) 徳永光俊「日本の風土における自然観と農学」 京大吉田キャンパス西北角
267 (10/14) 田中耕司・今井良一「植民地経営と農業技術―台湾・南方・満州―」
268 (11/11) 薮田 貫「近世大坂の歴史像―『町人の都』か『武士の町』か―」大経大・黒正塾
269 (12/ 9) 江藤彰彦「家畜伝染病とヴィクトリア期のイギリス社会」
2007年
270 ( 3/10) 堀尾尚志「現代日本農業における技術革新」
<堀尾さんの定年退職を祝う会> 鴨川べり・くに荘にて
271 ( 4/14) 土井浩嗣「1910年代の朝鮮における農業教育と勧農体制」
272 ( 6/ 9) 板垣貴志「牛生産地域における家畜所有の歴史的展開」
273 ( 9/ 8) 徳永光俊「現代日本農学の批判的検討―柏祐賢から、宇根豊へ、そして―」
274 (10/13) 村上弥生「明治期における和紙の変革」
275 (11/10) 野田公夫「現代農業革命と日本・アジア―人・土地自然関係の再構築―」
2008年
276 ( 1/12) 野間万里子「近代近江の牛と肉食」
277 ( 3/ 8) 大瀧真俊「戦間期における軍馬資源確保と農用馬飼養」
278 ( 4/12) 泉 英二「書評:谷弥兵衛著『近世吉野林業史』」 <出版を祝う会> 千成にて
279 ( 6/14) 斎藤修・大島真理夫「書評:友部謙一著『前工業化期日本の農家経済』」経済史研
280 ( 9/13) 伏見元嘉「近世前期農業の復元を試みる―軍記『清良記』の解釈から―」
281 (10/11) 橋爪伸子「名菓の成立と内国勧業博覧会」
282 (11/ 8) 安岡健一「疎開文学者の戦後開拓農民運動」
283 (12/13) 脇村孝平「19世紀アジアの健康危機―半乾燥熱帯におけるマラリアとコレラ―」
2009年
284 ( 1/10) 加藤伸行「明治中後期の同業組合と府県勧業行政」
285 ( 4/11) 市川文彦「1930年代フランス経済史再論―竹岡敬温氏の近著を読む―」
286 ( 6/13) 大島真理夫「近世地域社会論の成果と課題―『大きな物語』と地域のリンク―」
287 ( 9/12) 徳永光俊「現代日本農法論の構築に向けて―研究会の学統の継承―」
<300回記念を祝う会> 京大会館にて
288 (10/10) 大島佐知子「明治中期、農事改良全国ネットワークと太一郎」
289 (11/14) 高橋英一「食べるとはどういう事か」
290 (12/12) 堀内金義「私の農業体験とこれからの地域農業」
2010年 ※この頃より大阪経済大学にて定着
291 ( 3/13) 有薗正一郎「美作の江見農書をめぐって」
292 ( 4/17) 德永光俊「比較農法史研究に田中耕司の『個体・群落』の農法の視点は有効か」
<田中さんの定年退職を祝う会> 東南ア研主催:京大・芝蘭会館にて
293 ( 6/12) 籠谷直人・勘坂純市「書評:大島真理夫編著『土地希少化と勤勉革命の比較史』」
294 ( 7/10) 板垣貴志「中国山地における預け牛の歴史的意義」
295 ( 9/11) 加納亜由子「豪農経営における二三男の役割」
296 (10/ 9) 德永光俊「農法史からみる日本農学原論序説」
297 (11/13) 瀬戸口明久「害虫の誕生―虫から見た日本史―」 大阪市立大学
298 (12/11) 江藤彰彦「17世紀の山林利用をめぐるいくつかの問題」
2011年
299 ( 1/ 8) 安藤和雄「在地の自覚と実践型地域研究」
300 ( 3/12) 平下義記「名望家層の社会的結合と地域経済」
301 ( 4/ 9) 土井浩嗣「『産米増殖計画』と朝鮮の農業教育」 祇園白川沿い・侘助で花見
302 ( 6/11) 書評会:伏見元嘉『中近世農業史の再解釈』 <出版を祝う会>烏丸今出川・千成
303 ( 7/ 9) 落合雪野「きものとアオバナ―染織の素材をめぐる変遷―」
304 ( 9/10) 有薗正一郎「近世農書はなぜ水田の冬期湛水を奨励したか」
305 (10/ 8) 野間万里子「役肉兼用時代の牛肉供給」
306 (11/12) 大島佐知子「中井太一郎と農民たちの近代史」
307 (12/10) 藤原辰史「ナチスドイツの収穫感謝祭」
2012年
308 ( 1/21) 橋爪伸子「美作津山における近世の軽焼献上と近代の名菓初雪」
309 ( 3/10) 徳永光俊「動態的風土均衡論としての「合わせ」の日本農法」
310 ( 4/14) 重久正次「現場からしか見えない日本農業史・農学、これからの日本農業」
祇園白川沿い・侘助で花見
311 ( 6/10) 西村 卓「生活史の探求と老農のスピリット」
312 ( 7/14) 平下義記「近代社会成立期における相互扶助的組織と地域社会―福山義倉」
313 ( 9/ 8) 伏見元嘉「箍桶が中世社会に及ぼしたもの―箍桶(肥桶)と中世農業―」
314 (10/13) 澁谷義夫「明治前期沖縄久米島における士族開墾事業」
315 (11/10) 田中 修「老農船津伝次平農法の研究---その特徴と性格」
316 (12/ 8) 大島真理夫「地域認識における風土論復権の試み」
2013年
317 ( 1/12) 玉真之介「小経営的生産様式論序説―農業史研究と現状分析をつなぐ―」
318 ( 2/ 9) 田中修・德永光俊「書評:内田和義著『日本における近代農学の成立と伝統農法』」
319 ( 3/ 9) 徳永光俊「日本的な農業・農学とは何か?」
320 ( 4/13) 有薗正一郎「薩摩藩『列朝制度』「巻四 農業」の翻刻・現代語訳・解題」
321 ( 6/ 8) 末村祐子「東北大震災とその後の復興をめぐって―大槌町からのレポート―」
322 ( 7/13) 平下義記「近代における福山義倉の歴史的展開」
323 (10/12) 伏見元嘉「日本古代中世農術の展開」
324 (11/ 9) 松田順一郎「遺跡にみられる耕作地のマクロ~ミクロ形態―畑地を中心にして―」
325 (12/12) 池本 裕行「近世農村における農民余剰の成立と地主制形成の論理」
2014年
326( 1/11) 勝部眞人「書評:大島佐知子著『老農・中井太一郎と農民たちの近代』」
<出版を祝う会> 御所西・京都ガーデンパレスにて
327 ( 2/ 8)
村上弥生「明治の和紙の創出と普及-土佐和紙産地からの発信-」
328 ( 3/ 8) 大島真理夫「書評:板垣貴志著『牛と農村の近代史』」
329 ( 4/12) 堀尾尚志「土性論の系譜―『書経』禹貢からフェスカ『日本地産論』以前まで―」
330 ( 6/14) 田中 修「老農船津伝次平の農法変革論―目標と到達点―」
331 ( 7/12) 土井浩嗣「朝鮮総督府の勧農政策―朝鮮植民地農政再考―」
332 ( 9/13) 德永光俊「循環的風土和合論から見る日本農法史と今後の展望」
333 (10/11) 三浦励一「農諺「上農は草を見ずして草をとる」の来歴
―「『詩経』斉風「甫田」の莠について―」
334 (11/15) 井黒 忍「前近代華北における水利権売買」
335 (12/13) 野間万里子「明治初年の牧畜・肉食奨励策」
2015年
336( 1/10) 堀尾尚志「農耕の技術と文明-分野横断と比較の視点―」
337(
2/14) 宇根 豊「百姓仕事の精神性―情愛と魂と神をどう表現するか―」
338(
3/7) 橋爪伸子「和菓子の近代における地域名菓成立の実態と意義」
339(
4/11) 阿部武司・谷本雅之・「書評:岩本真一『ミシンと衣服の経済史』」経済史研と共催
340( 6/13) 狭間亮次「高野開創を幾何学する」
341( 7/11) 平下義記「近世近代移行期における『家』結合体―福山義倉を事例に―」
342(
8/22) 田中耕司「アジア稲作圏の稲作技術史:『圏』として捉え得る論理はあるのか?」
343(
9/12) 德永光俊「最近の(有機)農業論と(日本)農法史・農学原論」
344(10/17) 堀尾尚志 「日中農書における土壌分類体系の系譜」 植物民族誌研究会と共催
345(11/14) 土井浩嗣「朝鮮植民地農政史の再構築」
346(12/12) 落合雪野「農業と染織―植物から糸へ、糸から布へ」
2016年
347( 1/9) 伏見元嘉「日本農業の展開―古代から中世へ―」
348( 2/13)
萬代 悠「泉州の地主経営」
349( 3/12)
大島真理夫「日本経済史研究、47年―農村史・農業史を中心に―」
<大島さんの定年退職を祝う会> 吹田にて
350(
4/ 9) 橋爪伸子「日本の菓子の近世から近代における変容と展開」
351( 6/11) 太田直希「茶道の文化経済学的研究」
352(
7/23) 村上弥生「明治の和紙」
353 (9/10) 大島真理夫「英国農業史の概観―オープン・フィールドから農業革命まで映像資料を中心に」
354 (10/ 8) 伏見元嘉「古代中世農業史の再解釈」
355(11/12) 勝部眞人「日本の村落社会と経済発展パターン」
356(12/10) 吉田敬洋「中世後期イングランド中部地域の価格・賃金に見る市場経済化」
2017年
357( 1/21)
田中修「富岡製糸場と絹産業遺産群の軌跡-世界遺産登録への道程-」
358( 3/11)
江南和幸「紙をめぐる東西文化の違い―アジアに残る古文書用紙の分析から―」
359( 4/8)
江藤彰彦「17世紀日本社会像の再検討―資源利用・資源制約の観点から―」
360( 6/10)
武井弘一「文化期の気候と加賀藩農政」
361( 7/8) 片倉和人「書評:並松信久著『農の科学史』」 京都大学農学部
362( 9/9)
堀尾尚志「農業史研究における生産技術史観の視座
―耕耘を論点にすえて、観念的農法史観を排す―」
363(10/14) 三浦励一「ジーンバンクの日本在来イネコアコレクション50品種を栽培して考えたこと」 (圃場見学と報告) 龍谷大学農学部
364(11/11)
三浦励一「中国黄土高原旱作見聞録―映像と画像―」
365(12/16) 村上弥生「明治期高知県におけるコッピー紙の創出」
2018年
366( 1/20)
三村達也「近代日本の『外地』における日本人農業研究者らの研究・調査」
367( 3/10)
田中耕司「平成農業(技術)史をどう綴るか?」
368( 4/28)
相田文三「書評:橋爪伸子『地域銘菓の誕生』」<出版祝う会> 三条木屋町・浜町
369( 6/9)
吉田敬洋「中世後期イングランドにおける穀物市場の地域比較
― 異地点・異時点分析にみる市場経済化―」
370( 7/21)
加納亜由子「近世後期の『家』と地域社会の存立構造」
371( 9/22)
福岡正章「書評:土井正嗣『植民地朝鮮の勧農政策』」<出版祝う会>先斗町・よし菜
372(10/13)
平下義記「自著『福山義倉の研究』の構想発表」
373(11/10) 吉田敬洋「中世後期イングランドにおける穀物市場の変遷
―経年変化にみる地域市場の異質性・同質性,統合過程― 」
374(12/8)
楊瑞松・廖敏淑「思想と外交から見た中国と日本の近代」 経済史研究会と共催
2019年
375( 1/12) 徳永光俊 「横田冬彦「農書と農民」(『日本近世書物文化史』第9章)を論ず」
376( 3/ 9)
猪谷富雄 「イネの多様性と赤米・紫黒米・香り米」 龍谷大学農学部
377( 4/13)
内山 一幸「言説としての『士族の商法』」
378( 6/ 8)
西村 卓 「書評:國雄行著『近代日本と農政―明治前期の勧農政策―』」
379( 7/13)
板垣貴志
「和牛の歴史―史料調査と研究構想―」
380( 9/14)
田中耕司 「書評:德永光俊著『日本農法の心土』」<出版祝う会>先斗町・よし菜
381(11/16)
大島真理夫「書評:萬代悠著『近世畿内の豪農経営と藩政』」
382(12/14)
島貫 学「山形・置賜地域の一家族の200年の歴史から見る農業・農村」
2020年 ※2020,2021年はコロナ禍のため流会多し
383( 1/11) 斎藤幸平「人新世のマルクス―気候危機とポスト資本主義―」
384(
2/15) 大島真理夫「自著の構想『近代日本経済の自画像
―西洋モデルの盛衰と交錯する水脈―』」
385(
7/11) 加納亜由子「越後の出稼ぎと関東農村酒造業」
386(10/10) 安室 知 「生業史からみた狩猟―水田狩猟の提唱に向けて―」
387(11/14) 大澤正昭「太湖デルタ地域の<農業危機>―宋~清代の農書を題材に―」
2021年
388( 3/13) 吉田建一郎「自著の構想『近代中国の畜産物と日本』」
389( 4/10) 鎌谷かおる「農業生産力から考える近世日本―気候変動データを手がかりに―」
390( 7/10) 松田正彦「現代ミャンマーの百姓と東南アジアの脱農化/農業化」
391(10/ 9) 武田和哉「日本におけるアブラナ科植物利用の諸相」
392(11/13)
河島一仁「自著『職人集団の歴史地理』をめぐって」
393(12/11)
田中耕司「渡部忠世著『稲の道』再読―東アジア稲作展開の波動―」
2022年 ※第393回よりZOOMと対面の併用へ
394( 1/8)
野間晴雄「大阪平野・日本・アジアの低湿地開発」
395( 2/12)
德永光俊「生きもの循環論による比較農法論から農業経営史への試み」
396( 3/19)
中塚 武「最近の古気候データの紹介と新しい歴史研究の可能性」
397( 4/ 9)
橋爪伸子「近世から近代における薬菓子の変容」
398( 5/14)
大川裕子「水辺の暮らしをささえた作物―長江下流低湿地の水利・農業・食―」
399( 6/11)
齋藤鮎子「ベトナム北部の農村工業」
401( 7/ 9)
神門善久「日本農業改造論―悲しきユートピア―」
400( 8/29)
400回記念例会 田中耕司「研究会の半世紀を振り返って―『実証』と『構想』の狭間で―」 +大島真理夫・松田正彦・德永のコメント
<400回記念を祝う会>上新庄・遊膳
402(
9/10) 三浦励一「『植物学徒の日本語散歩』構想」(仮) 龍谷大学農学部
403(10/ 8) 曽根秀一「老舗企業の存続メカニズム」(仮)
404(11/12) 隅田聡一郎「晩期マルクスの小農論・技術論」(仮)
405(12/10) 太田直希「茶道の文化経済学」(仮)
2023年
406 ( 1/21) 高橋 塁「ベトナムの農業・農村」(仮)
407( 2/18) 中田吉英「近世京都の商家の饗応食をめぐる食文化」(仮)
408 ( 3/11) 安室 知「畔豆(水田畑作)をめぐって」(仮)
409( 4/ 8) 太田素子「子返しと捨て子—近世地域社会における子供をめぐる地方文書」(仮)
『関西農業史研究会々報』1号(1979)~51号(1987)
『農業史通信』1号(1988)~48号(1993)
『農業史年報』1号(1987)~4号(1990)
研究会のホームページ(堀尾さんの努力により) 2012年頃より
『新・農業史通信』 ホームページでのWEBジャーナル 1号(2014)~10号(2017)
近畿農書を読む会
1981 8.23 『農業余話』 / 大阪府茨木市大字佐保
1892 6.27 『山本家百姓一切有近道』 / 奈良県天理市竹内町
1983 6.19 原野農芸博物館 / 大阪府豊中市寺内・大阪服部緑地公園脇
1984 実施せず
1985 5.19 白鶴酒造資料館 / 神戸市東灘区魚崎
1986 5.11-12 『農業稼仕様』・『つくりもの仕様』 / 兵庫県氷上郡春日町
この年より泊りがけ
1987 3.14-15 『蚕飼絹篩大成』 / 滋賀県長浜市
1988 5.14-15 赤穂市塩業資料館 / 兵庫県赤穂市
1989 5.13-14 『村松家訓』 / 石川県羽咋郡志賀町富来
1990 5.12-13 阿波の糖業・四国村・奈良専二 / 香川県高松市屋島
1991 5.11-12 中村直三 / 奈良県天理市
1992 5.8-9 『農業全書』 / 福岡県久留米市
1993 5.8-9 『蚕茶楮書』・本居宣長 / 三重県松坂市
1994 5.14-15 『豊秋農笑種』 / 島根県玉造市
1995 5.13-14 『門田の栄』・報徳社 / 静岡県掛川市
1996 5.18-19 『清良記』 / 愛媛県宇和島市三間町
1997 5.10-11 『耕作仕様考』 / 富山県砺波市
1998 5.9-11 『老農置土産』・石川理紀之助 / 秋田県大曲市
1999 5.8-9 『耕耘録』他 / 高知市香美市土佐山田町
2000 5.13-14 『家業考』・西条の酒造業 / 広島県東広島市町
2001 5.12-13 五郎兵衛新田 / 長野県佐久市
2002 5.11-12 『会津農書』 / 福島県会津若松市
2003 5.24-25 中井太一郎 / 鳥取県倉吉市
2004 5.8-9 『やせかまど』 / 新潟県小千谷市
2005 5.14-15 『民家検労図』 / 石川県金沢市
2006 5.13-14 船津伝次平 / 群馬県前橋市富士見町
2007 5.12-13 吉野林業 / 奈良県吉野郡川上村
2008 5. 9-10 宮本常一 / 山口県大島郡周防大島町
2009 5. 9-10 焼畑農耕 / 宮崎県東臼杵郡椎葉村
2010 5. 8-9 阿波の藍 / 徳島県板野郡藍住町
2011 東北大震災のため中止
2012 5.12-13 『菜園温故録』・水戸偕楽園 / 茨城県常陸太田市
2013 5.11-12 河内・泉州の農産 / 大阪府羽曳野市・泉佐野市
2014 5.10-11 東北大震災後の岩手県大槌町 / おらが大槌夢広場・きりきり王国
2015 5.9-10 広瀬淡窓、大蔵永常を偲ぶ / 大分県日田市
2016 5.14-15 清水隆久氏の卒寿を祝う会 / 石川県金沢市
2017 5.13-14 富岡製糸場・養蚕施設 / 群馬県富岡市
2018 5.12-13
通潤橋・三角西港 / 熊本県日奈久温泉「金波楼」
2019 5.11-12
土佐和紙 / 高知県吾川郡いの町
2020より休会